How to enjoy the park
環水公園の楽しみ方
Park information and map
公園案内とマップ

「富山県 富岩運河環水公園 (ふがんうんが かんすいこうえん)」は、
とやま都市MIRAI計画のシンボルゾーンとして
水辺空間の豊かさを大切にしながら整備された
面積9.8haの親水文化公園です。
富山の自然と富岩運河の歴史を活かした
この空間は、地域の文化や未来を見つめ、
創造するオアシスとなります。
水に親しむ場として旧舟だまりを利用した
水辺空間を中心に、
両岸には遊歩道や芝生のスロープを配置し、
憩いと親水の公園機能を演出し、
また泉と滝の広場とあわせて、景観的にも
都市のシンボルとなる施設をめざしています。
登録・受賞
国の重要文化財
中島閘門
1998年(平成10年)5月1日登録
国の登録有形文化財
牛島閘門
2002年(平成14年)6月25日登録
日本の歴史公園100選
富岩運河及び富岩運河環水公園
2006年(平成18年)10月27日選定
第29回都市公園コンクール
最高賞である「国土交通大臣賞(設計部門・大規模)」受賞
富岩運河及び富岩運河環水公園
2006年(平成18年)10月27日選定

公園名称の由来
県都富山市の都市基盤形成の歴史において中心的な土木施設であり、公園設立の背景ともなっている「富岩運河」の名を、その記念碑としての意味から公園名称に冠しています。
また、都市の新たなシンボルとなる公園がより多くの人々に親しまれるとともに、水を通した人と人とのつながり、世界とのつながりの原点となることを願って、「環水公園」と名付けられました。「環水」とは、富山湾や日本海とのつながり、環日本海へのひろがり、さらに地球規模の循環をイメージし、“めぐる水”の豊かさを表現したものです。

富岩運河
昭和初期に神通川の廃川地を利用して建設され、木材や石炭などの輸送など富山の産業発展に貢献した、長さ5.1kmの運河です。
今は「富岩水上ライン」という運河クルーズが運航しており、国の重要文化財である「中島閘門」を通るコースも人気です。
天門橋
天門橋は、泉と滝の広場とならんで富岩運河環水公園のシンボル施設です。両端のエレベーターを備えた展望塔からは環水公園全体が一望でき、晴れた日の立山連峰はすばらしい眺めです。
展望塔内のギャラリーでは、富岩運河の歴史や環水公園の概要などをパネルで展示しています。 橋長は58m、橋面はタイル張りと硬質な木張りで、木材を使用しているのはこの場所が貯木場であったことにも由来しています。
赤い糸電話
天門橋の両展望塔間には「赤い糸電話」がありましたが、感染症予防の観点から廃止となりました。現在は夜間になると赤い糸がライトアップされています。


中島閘門
富岩運河の建設にあわせて建造され、平成10年には昭和の土木建造物としては全国で初めて「国重要文化財」に指定されました。
上流側(富岩運河環水公園)と下流側(岩瀬側)の水位差(国内最大級)を調節するパナマ運河方式の閘門。閘室内に船が入ると前後の門扉が閉じ、水位がどんどん変化する「水のエレベーター」を体験しながら通航できます。

牛島閘門
牛島閘門は、昭和9年(1934年)に富岩運河といたち川の間に建設されたもので、川船が運航できるよう約60cmの水面の高低差を、門扉の水中部に取り付けられている通水扉を開閉して調節しています。
平成13年に復元工事が行われ、平成14年6月に、国の登録有形文化財に指定されました。

あいの島・バードサンクチュアリ
人工島「あいの島」はまちなかの野鳥の楽園です。 入り江、中洲を配置し、野鳥をはじめ水生生物や植物が生息しやすい環境に配慮しました。野鳥観察舎は、広い視野が確保できるように扇の形にし、建物の高さを抑えています。

富岩水上ライン
富岩水上ラインでは、旅客船「kansui」「fugan」「sora」(各定員55名)、電気ボート「もみじ」(定員11名)の4隻で、中島便(環水公園~中島閘門)と岩瀬便(環水公園~岩瀬)の定期運航や、貸切運航を行っています。中島閘門では、高低差2.5mもの迫力ある「水のエレベーター」を体験できます。

泉と滝の広場
水のカーテンと湧泉で構成する泉と滝の広場には、川の最上流部をイメージする滝と、湧水をイメージする水盤があり、滝は20分毎に作動します。
また天門橋とともに日没から22時までライトアップを行っています。毎時0分・20分・40分から5分間、光の演出を行い、あとの15分間は通常照明です。

野外劇場
水辺と芝生に囲まれたステージ。小運河をバックに式典、公演、音楽コンサート、演劇など多目的に利用できます。ステージには御影石を使用しています。
野外劇場のご利用は有料です。詳しくは、利用申請ページ「公園の利用について」をご覧ください。
公園パンフレット(PDF)のダウンロードはこちら
Guide
運営について